1.電力自由化を控えた電力事情・電気料金について
電気の使用に関しては住む地域によって決定されて選択肢はなく、電力会社の独占的状況と思っておりましたが、今回の講演で、高圧レベルでの契約電力では段階的に自由化が進んでいることを知りました。40世帯以上ファミリー向け物件であれば、一つにまとめて高圧として契約することで、電気料金を下げることができるそうで、一棟大型物件所有の家主の方には(すでに常識なのかもしれませんが)すぐにでもコスト減が実践できる方法だと実感しました。近い将来、電気料金の自由化がマンションや戸建ての低圧レベルの契約電力にも広がって行くようですので、今後の自由化の方向性も注視していきたいと思いました。
2.~三代目後継者~ 相続争いの末、廃業寸前の大家業を継ぎに地元へ戻った本音
講師の先生のお話は先代が築いてくれた事業を3世代に渡って継続していく難しさをご自身の実例でもってご教示くださいました。40年、50年と徐々に老朽化していく大型物件への対応とその活用方法、貸しビル業から不動産業への意識改革、郊外型新規物件の購入とその活用など講師の先生はとてもお若いのに多くの戦略でもって事業継続と発展を実践されているように実感しました。個人的には、講師の先生とご尊父との良好な関係性こそが大きな財産だと実感しました。
3.第3弾 なにを聞くねん! 仲介会社・管理会社が本音でしゃべりまっせ!
家主兼仲介会社・管理会社の匿名講師のお話はとても興味深いものでした。新米家主としては、リフォームや客付け、不動産の購入等、仲介会社や管理会社との信頼関係が築けていないので不安ばかりなのですが、しっかり勉強して仲介会社・管理会社の方ときちんとコミュニケーションを取ることが家主業を成功させるには重要であることを痛感しました。特に、仲介の匿名講師の先生の、仲介会社の担当者は家主から「決めてくれて本当にありがとう」といった真摯なお礼に心動かされるものですという言葉が心に響きました。
K.H