2017年9月度の勉強会

1.日 時:平成29年9月16日(土)

2.場 所:「大阪産業創造館」

3.プログラム(内容)

テーマ :   「家賃保証会社から見た賃貸経営のポイント」

テーマ : 「不動産業界の”囲い込み”は本当に無くなるのか?」
       ~ポータルサイトより集客が出来る 賃貸戦国時代に生き残る為に大家さんが取るべき行動は~

テーマ : 「セキララ事業承継」
       ~ お嫁さんが実権を握るまで そしてこれから~

2017年8月19日 勉強会の感想

タイトル 3 「不動産の強みを見出し、これからの賃貸経営に役立てる方法」

この講義は、グラフが多く、統計学のような印象を持ちました。また、「駅前だけが好立地なのか?」という話については、私自身の考えを改めさせられるものでした。人口が減少していくこの国では、駅から遠い物件はダメだと思い込んでおりましたが、にぎやかな駅前よりも閑静な住宅街を望む人達もいるということをわかりやすく図を使って説明していただきました。
「想定外の大学移転で賃貸経営はどうなった?」という話も、私にとって、意外なものでした。大学の周辺の賃貸住宅は、学生狙いのものばかりだと思っていたからです。しかし、これについても具体的な例を使って説明していただきました。
「人まかせにした賃貸経営の結果は?」という話は、特に印象深いものでした。同時期に同じような場所に建てられた賃貸マンションを使っての説明により、賃貸経営は、築年数、立地などが同条件でもやり方次第で大きな差がつくということを学びました。
マーケティングについても、ターゲット、競合物件、自物件の強み、などを調査し、感覚ではなく、データで経営していく大事さを学びました。
古い話ですが、野村監督がID野球とおっしゃっていたことがありましたが、不動産も野球と同様、データ取りが大事だということがわかりました。

タイトル 4 「最新空室対策2017~空室なんて恐くない~」

この講義では、様々な空室対策をお聞きしましたが、色んな空室対策があるということを学びました。今回学んだ空室対策を使うことなく満室を維持できるのであれば、とてもありがたいことです。ただ、実際にそのような対策を知っているのと知らないのとでは、雲泥の差なので、とても良かったです。この講義の中で、印象に残ったのは、講師がおっしゃった言葉「空室は家賃を上げるチャンスである。」でした。本当に驚きでした。
講師の所有物件は首都圏、私の物件は地方都市、という地理的な違いはありますが、これまで私は、空室に対し、講師のおっしゃるような前向きな印象を持ったことがありませんでした。空室対策も工夫次第だということを学ぶことができました。
すごくシンプルな考え方だなと思ったのは、「オンリーワン物件にして、検索で自分の物件しか出てこないようにすればいい」、というものでした。
先程の講師の話と多少かぶっていたのかもしれませんが、ターゲットを絞るという話も驚きでした。講師は、とても具体的にターゲットを絞っておられました。私は、これまで「大は小を兼ねる」という考え方だったので、考え方を改めなければならないと思いました。私達、大家は、投資家でもありますが、私には、経営者としての自覚をもっと持たなければならないのだと感じました。

懇親会

懇親会もお気遣いいただき、とてもありがたかったです。新人は別席で、間には事務局の方が入って、新人が浮かないようにしていただいたのは、本当にありがたかったです。私は、人と打ち解けるのが下手な方なので、浮かないか心配していたからです。
現在は、運営のやり方がある程度でき上っているようですが、現在の運営になるまでには、事務局の方々は苦労されたことと思います。本当にありがとうございました。私も、運営する側になって、役に立てればいいな、と感じました。

T.N

2017年8月19日 勉強会の感想

今回初めて勉強会に参加させていただきましたが、まず最初に新人メンバーの席が用意されていたことにびっくりしました。
懇親会までいろいろお世話いただき、至れり尽くせりという感じで感謝しております。
役割担当されているみなさまどうもありがとうございました。
講演会はどのお話もあっという間に時間が過ぎていきました。

タイトル 3 「不動産の強みを見出し、これからの賃貸経営に役立てる方法」

マーケティング調査をして家賃や広さなどをもとに情報を集め、グラフ化して可視的に分析されているお話もすごく参考になりました

タイトル 4 「最新空室対策2017~空室なんて恐くない~」

空室対策の具体的な例もたくさん聞かせていただき参考になりました。成約者様へのティファールプレゼントなどはたいして費用もかからないので取り入れていきたいと思いました。
また募集図面には駅からの近道の地図を入れるとか、誰でもわかるように拠点の駅からの乗換情報も入れるとか、周辺施設の紹介もいれるとか、工夫も必要なのですね。
その前に募集図面すら作っていませんでしたのでさっそく自分で作ってみようと思いました。
でもなによりもUSP(独自の売り込み提案の略語)という考えが大事なんですね。
まずは入居者のターゲットを絞るとことから始めたいと思います。

E.H

2017年8月19日 勉強会の感想

今回初めて勉強会に参加させていただきましたが、参加している皆様の学ぶ意識の高さに驚かされ、私も見習わなければと感じました。

タイトル 3 「不動産の強みを見出し、これからの賃貸経営に役立てる方法」

賃貸経営にとって自分が保有している物件の「強み」を把握することが大切で、それによって顧客ターゲット層を絞り、競合相手が真似できない独自資源を持たせ、それを発信していくことで運営をうまく回していくことに繋がるということがよくわかりました。それに加え、自分でもインターネット上からどういう賃料で広さの物件が周りに多いかなどを調査することができ、そこから適正家賃はいくらであるか、どういう戦略をとるべきかを考えられるということを聞き、賃貸経営とマーケティングは密接な関わりがあることがよくわかりました。

タイトル 4 「最新空室対策2017~空室なんて恐くない~」

競合相手よりも安い価格で競争力を確保する戦略は不動産賃貸経営では絶対にやってはいけない戦略で、特定の市場や顧客に特化した薄利多売戦略も不適合であり、不動産賃貸経営では+αのサービスで付加価値を高め、競合相手との差別化を図る戦略が大切だとおっしゃっており、素人である私が真っ先にやってしまいそうなことはダメであることを知ることができとても勉強になりました。また、競合相手との差別化を図るために、理想のターゲット層を絞り、さらに初期費用を少なく済ませ、他にも付加価値を上げる取り組みを行い、家賃は上げるということを実践されているという内容をお聞きし、とても参考になりました。

T.Y