2024年3月度の勉強会

1.日時:2024年3月23日(土)

2.場所:大阪産業創造館

3.プログラム

テーマ :「補助金を活用した国内No.1EV充電サービス」
テーマ :「家主の皆様が最高な人生を送る方法とは」~Well-being Life の実現に向けて~
テーマ :「相続放棄」~親族間闘争からの脱却~

2024年2月24日 勉強会の感想

初めて勉強会に参加し、その堅実で熱心な運営に深く感銘を受けました。暖かく迎えてくださった関係者の皆様に心から感謝申し上げます。以前の営業職の経験から、数々のイベントを見てきましたが、この勉強会でのアジェンダの進行や懇親会、特に新会員への配慮など、有料イベントの華やかな装飾を除けば、全体的に勝るとも劣らないものと感じました。10年以上の継続的な自主運営が生み出したノウハウと、事務局や関係者の皆様の自発的な取り組みの賜物かと思われます。
会場は200名程度を収容でき、80-90%が埋まっていることにも驚かされました。これは日本国内のオーナーグループの中でも最大級に入るのではないでしょうか。参加者は皆、知識を積極的に吸収し、互いにネットワークを広げようという意欲に満ちているように感じました。和気あいあいとしていて、初めての参加で緊張していましたが、会が進むにつれて和やかな雰囲気の中で自然と打ち解けることができました。懇親会では、新旧会員がさらに親しくなる機会があり、その配慮にも感激いたしました。何人かの会員の方との会話から、この会の自主運営のスタイルが強く伝わってきました。ここでは、単なる商品や事業の紹介を超え、会員同士が互いに貢献し合い、助け合う真のコミュニティが形成されていると感じました。利益主導型の勉強会ではなくこのような動機で集まる皆様の姿勢に、いつか自分も何か貢献できるようにならなければと考えさせられました。このコミュニティの一員として、自分にできることを見つけ積極的に関わっていけるようになればと思います。
第一部では、水に関わる高機能製品の紹介でした。実際の実験を通してその効果が示され、プレゼンターH様の明るい語り口と実験の面白さが、製品への興味を大変高めました。このセッションを通じて製品に強く惹かれ、実は自宅に購入を考えています。全てはコスト的に困難ですが、余裕がある家主様であれば、建物全体でご入居者の方々への付加サービスとしても良いのかもしれません。
第二部では、建築会社社長T様から、能登半島地震から考えさせる将来の震災への備えと、後半ではCPMの視点からのROEを考慮した大規模修繕について詳しくお話を聞き、資金効率を考えた事業戦略として修繕の有効性を改めて考えさせられました。ケチるばかりが得策ではないなあと自分を戒めています。実際の修繕例の紹介などあり、私的には一番興味がそそられたセッションでした。

第三部では、非常に多くの戸数の昔からの物件を引き継がれた女性大家のK様でした。強力な行動力と活動の範囲・中身には圧倒されました。元々親御様が始められた家主業を諸般の理由で引き継がれることになられたのですが、そのアイデアの多彩なこと、またネットワーク構築範囲の広さや実際にアイデアを形にしていく実行力にはただただ脱帽です。ノートも10ページ以上になるぐらい中身が濃いセッションでした。2代目大家さん、そして女性ならではの温かいアプローチは、こんな大家さんだったら皆さん幸せだろうなと私でも思いました。そんな懐の深い家主になれたらと思いました。

D.M