3つの講義を通してのリポートとさせていただきます。 私は親が家主で、平日は会社員である息子の私が経営に参画しだしたのは1年少し前からです。 この1年余の自身の家主後継者としての活動を振り返り、今後の活動の参考とさせていただきたい思いでそれぞれの講義を聞かせていただきました。 勤務先では社宅としてマンションを借りたり、建築・設備・電気の発注する業務も担当していたこともありますので 「賃貸集合住宅向けセキュリティシステムのご案内」の講義内容は概ね理解できましたが 今後も最新の設備等の情報を勉強させていただきたいと思います。 関西の消費者に絞り込んだ「2013年度版 空室対策 最新の消費者ニーズfor関西」については、 私どもの物件にとって 1、今すぐにでも採用を検討できるもの。2、今はその時期でないにしても近い将来採用を検討したい(すべき)もの。3、今後も採用する必要はないと思われるもの。 のいずれの属性に該当するかを考えながら講義を聞かせていただきました。 普及により導入単価が下がりそうなもの、技術革新で陳腐化するものなど費用対効果が期待どおりとならない導入リスクもよく考える必要があると思いますし、 一方でリスクを取って他の方がやらない事を行うことで差別化する方が良い場合もあると思われます。 「情報と戦略、クリエイティブに取り組む不動産賃貸業」に関しても、講師の方と何が共通で何が異なるかを考えながら講義を聞かせていただきました。 活動開始時期、年齢が比較的近いこと、会社員経験あり、親が家主であることなどが共通であるのに対し、講師の方が専業に対し私は兼業であることが異なるなどです。 いずれにしましても物件の特性(築年数、設備、エリア・・・など)やキャッシュフローの状態、経営のスタイルなど家主の方お一人お一人異なります。 当会にて最新の情報や様々な考え方を勉強させていただいた上で、限られた経営資源(私の場合兼業であるという時間的制約も含め)を考慮し 自身の物件にとって必要な事と不要な事を整理し、優先順位をつけて出来ていない課題をこなしていくことが重要と感じました。
S.M