2018年10月度の勉強会

1.日 時:平成30年10月13日(土)

2.場 所:「大阪産業創造館」

3.プログラム(内容)

テーマ : 「”入居者目線のリフォームの実態” 」
~女性プランナーが挑んだ その結末とは?~

テーマ :「個人と法人の正しい比較」

テーマ :「無知な自分を感じた時から6年」

4.懇親会  

  懇親会会場 : ブライトンベル 本町通り店

2018年9月15日 勉強会の感想

がんばる家主の会は、僕が今まで参加したどの大家の会よりも人数が多く、びっくりしました。ここまで大きな会ならまだまだ大家業初心者の僕にとって、様々な問題が起こったとしても、松浦会長はもちろんですが、多くの人達の知恵をお借りすることができるかもしれない、とても心強い会だと思いました。

テーマ :「地震保険は建物が倒壊しないと使えないと思っている方必見、地震保険は下りる保険です! 」

物件を持ってから、震度3以上の地震があればお世話になるかもしれないし、特にもし自分で申請した一部損壊などが通らなかった場合は、頼もうと思いました。

テーマ :「税理士兼大家が語る!アパート経営失敗から学んだ成功のカギ」

法人や個人、税金の制度などを分かりやすく説明してくれました。「支出のない節税」、「大家業は経営」などもっとも大切な基本を教えてもらったような気がします。

テーマ : 「福岡郊外エリアのDIY型賃貸について!」

Yさんのお話をお聞きして、とても感銘を受けました。今まで購入した物件の入居者さんとは良い関係でいようとは考えていましたが、私の今まで考え付かなかった大家業の先のステージを見せてもらった気がします。建物の価値を上げるだけではなく、街(村)の価値を上げることまで考えられた視点が素晴らしい!すぐには無理ですが、私の理想形としてYさんのスタイルを参考にやっていきたいと考えていきます。

すごい人のお話を聞くことで、今まで以上に理想が上がり、これからの行動自体が変わっていくので、一人で本だけの勉強だけではなく、生の話を聞き、自分も恥ずかしくないようにがんばっていきたいと思います。がんばる家主の会のセミナーに参加させていただき、本当にありがとうございます。

H.S

2018年9月15日 勉強会の感想

テーマ :「地震保険は建物が倒壊しないと使えないと思っている方必見、地震保険は下りる保険です! 」

初参加の勉強会は地震保険コンサルタント・K株式会社さんのプレゼンテーションから始まりました。 以前、〇〇住宅フェアー・名古屋でパンフレットに無い業者から、火災保険を使って建物修繕の説明を受けましたが、強引な営業に立腹し大阪市内の会社HP・現地調査をした所、株式会社○○とか、資本金が10万円の会社で構成されているヤーさん業者である事が発覚した事があり、注意深く説明を聞いていました。ですが、地震保険のコンサルタントレベルになると、建物についての技術的な知識が必要とされ、その高い技術力に裏付けられた説得力のある内容を聞くことが出来たと思います。また、保険適用を受けるためにも日々の建物管理の重要性を再確認しました。

テーマ :「税理士兼大家が語る!アパート経営失敗から学んだ成功のカギ」

大家業で重要な2大案件である、”適正な条件・立地での物件取得”・”返済利息・減価償却費によるデットクロスを税金他でコントロールする”の内、後者に関する現役税理士・大家さんの講義でした。団塊の世代の方に多いですが、過去の成功体験から”利益があるなら使ってしまえ”とおっしゃる方がいますが、その”お祭り”を妬んだ役人によりがらりと税制が変わり、消費税10%が決定したらどうなってしまうのか心配している方も多いと思います。 Wさんは、本人の実体験をもとに”無理に経費を使わず手のこりを残す”事をシュミレーションを例示されて説明されていました。ただ、資料の内容が、個人事業主と法人で明確に分けて説明されていない部分があり、今回初めて法人成りの話を聞いた人には解りにくかったのでは無いかと思いました。しかしながら、過去に比べ法人の設立要件が緩和され、法人成り後のメリット(相続含む)は非常に大きいことから、空室対策(収入対策)のハードルを乗り越えた大家さんが検討すべき内容で、有意義な講演だったと思います。

テーマ : 「福岡郊外エリアのDIY型賃貸について!」

福岡の郊外で地主系親族から物件経営改善を半ば強引に頼まれた若手大家さんの物件再生の講演でした。福岡地方はある時期から需給バランスが崩れ大阪の関目周辺のように家賃が下落しそれでも埋まらなくなってしまったとは聞いていました。家賃の下落や設備投資にも限度があることから、お金以外の部分で物件を選んでもらわう(入居者の満足度を上げる)必要があり、その解決策としてスケルトンの部屋を費用を補助して自由にリフォームするという”セルフリフォーム方式を採用されている内容でした。この”セルフリフォーム方式”は、有名な同じ福岡のYさんが先駆者かと思いますが、生活保護者が入居者の大半を占める物件に応用するには立地・家賃・想定入居者が限定され入居者とのコミュニケーション・マネージメントで非常に苦労されたと思います。ですが、家賃上昇分報奨金や退去時の紹介料制度を駆使して大学生相手の物件でも先輩・後輩の人のつながりを利用して物件の強みに変えていることが印象的でした。大阪市内でも学校や病院の統廃合が予想される事から、入居者の満足度向上に非常に有益な講演内容だったとおもいます。

懇親会

 勉強会でも同じでしたが、懇親会でも指導係の方が1テーブルに一人の割合で付いて頂き、ご自身の物件のお話や、会の運営理念・方針、他などについて非常に丁寧に対応していただきました。今までにも懇親会等に参加したことはあるのですが、どうしても特定のグループで固まってしまったりと、消化不良を感じることがありましたが、この会を紹介していただいた方が自信をもって進めてくださった意味が解りました。

最後に

 以前から、こちらの会のことは知っていたのですが、相続問題、その他の事情で参加をためらっていましたが、経営も安定し、別の大家イベントでこちらの会を複数の方から進められたことからステップアップのきっかけにと参加を決めました。お話を聞くと2代、3代でかつ規模の大きな大家さんばかりで恐縮ですが、少しでも先輩大家さんに近づけていければと思っています。事務局・勉強係・新人担当の方々、またこのような会を、大阪の和気あいあいとした雰囲気で設立当初から現在まで”良貨が悪貨を駆逐する”方法で目を光らせておられる”松浦 昭”会長に感謝の言葉を述べされて頂きます。今後、”枝”の分科会に参加できるようがんばりたいと思いますので、宜しく御願いします。

A.K