2023年9月23日 勉強会の感想

まず、不動産に関する勉強会というものに参加するのが初めてだったのですが、スタッフの方はじめ、とても親切にサポートいただき気持ちよく参加させていただきました。皆さん不動産大家ということで、これから少しずつ交流を深めさせていただきながら、勉強したい思いです。以下、3部構成で開催された勉強会について、それぞれ簡易ながら内容や感想を書かせていただきます。
「空き壁の活用」
「不動産の壁面×アート」というアイデアを、広告やまちづくりに活用している事例を多数紹介いただきました。大阪のまちを歩いているとたまに見かける壁面アートが、どういうプロセスを経て描かれているのか、また壁を貸す側と広告主双方にどのようなメリットがあるのか勉強になりました。日本では壁面アート文化の浸透が浅いことから、壁を貸出す際の相場感や想定されるトラブルなど不明瞭な点もありましたが、私には壁を収益源にするというアイデアがこれまでなかったので、視野を少し広げていただいた気持ちです。
「家財整理」
廃棄される家財を海外でリユースする事業の仕組みや事例について紹介いただきました。高齢化社会を迎える昨今、遺品整理事業は拡大している一方、トラブルも多数起きていることは今回初めて知りました。質疑の場面では、遠隔の遺族へのサービス対応や、依頼から施工までのスケジュール感など具体的な質問が飛び交っており、「大家さんはこういう視点でトラブルを想定、不動産を管理しているのか」という気づきを得ることができました。
「事業用不動産売買」
事業用物件を想定した説明でしたが、測量等で物件の状態を正しく把握し、買主有利とされる仲介売買でいかに高価格で契約を成立させるか、事例を交えて解説いただきました。自分事としては、将来の相続やその時代における人口推計等を考慮しながら、自身も次の世代も管理ができる不動産運営をしなければならないという思いになりました。売却予定がなかったとしても、今の自分の物件や近隣地域の情報は正しく把握する必要性には説得力を感じました。

S.U

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